日本の某旅行ガイドブックの発行会社に頼まれて、リヴァプールにあるビートルズメンバーの住んでいた家を巡ってきました。
まずはリンゴ・スターの家。
郊外にあるちょっと高級そうな住宅街から1本外れたところにある長屋街の一つ。
今はピンクと白でとてもかわいらしい外観になっています。
お次はジョージ・ハリソンの家。
ここに辿り着くまでに既にアヤシイ雰囲気が漂ってましたが、本当にヤバそうな雰囲気の通りです。
絶対に1人では、もしくは女の子だけでは行かないようにしましょう。
さてポールの家。公団です。
ここはナショナルトラストによって保管されており、冬場以外はガイド付きで内部を公開しています。
ちなみに入場料は、ジョンの家と併せて20ポンド。ちょっと高い・・・。
その昔この家の裏庭で撮られた写真が、アルバム『Chaos and Creation in the Backyard』のジャケットに使われたことは、ファンの間には周知で既知ですね。
最後にジョンが育った家。というかミミ伯母さんの家です。
ファンの間では有名な話でしょうが、ジョンは子供の頃おばさんの家に預けられてたのですが、それがこの家です。
大通りに面した閑静な住宅街にあるセミ・ディタッチト(2軒で1つの屋敷)の屋敷で、4人の育った家の中では、一番大きいです。こんな立派な家に住んでて、何がワーキング・クラス・ヒーローだ?ジョージの方がよっぽどワーキング・クラス・ヒーローじゃん!と思わずにはいられませんでした。
そしてこの家も、ポールの家と抱き合わせで観光スポットとなっております。
話によると、ポールとジョンはいつもポールの家で音楽を作っていたそうで、ミミおばさんの家では1曲くらいしか作っていないそうです。なので、「この家であの名曲が生まれた」的な逸話はないのですが、オノ・ヨーコが買い取ってナショナルトラストに寄付をしたそうです。