献血について

日本にいる時は何度かしたことがありますが、この度イギリスで初めて献血をしてきました。

まず、献血の『NHS Give Blood』というアプリを落とします。ウェブサイトからもできますが、アプリが便利でしょう。
最寄りの献血会場をアプリなりウェブサイトなりで見つけたら、サクッと予約です。

予約していた日時になれば、コロナ対策のマスクを持参して会場に行きます。待っている間、無料でもらえるジュースをたっぷり飲んで水分補給です。
そうこうしているうちに名前が呼ばれ、血液中の鉄分チェックと問診です。イギリス以外に3ヵ国住んだことがあるので、それらの滞在年数や疫病について入念に調べられました。

それが終わればいよいよ採血です。
日本は体重50kgを基準に献血量が違いますが、イギリスは1パイント一択です。
日本では採血中テレビを見ていた記憶がありますが、今回私が行った会場にテレビはなく、その代わりに携帯電話で退屈をしのいでました。

5〜10分ほどで採血終了、その後またジュースをもらい、栄養補給にショートブレッドもいただきました。甘い飲み物やお菓子をもらえるのは、日本と同じですね。

翌日以降、「あなたの血液型はx型(+/-)でした」とお礼の粗品と合わせて血液型の報告がされます。イギリス人は血液型を知らない人が多いので、献血して初めて血液型を知る人も少なくないのだとか。
また、数日後には自分の血液がどの病院に運ばれたかもテキストで送られてきます。私の血液は、ニューカッスルへと旅立ちました。

ジュースとお菓子もらって暫く座ってるだけでとても感謝してもらえて、献血ってなんだかとてもお手軽な善行に思えます。コロナ禍で衛生面には細心の配慮がしてありましたが、それ以外はとてもリラックスした雰囲気で、スタッフの皆さんは献血者の緊張を解そうととても親切で愛想がよかったです。
待合室で世間話をしたご婦人は、献血回数40回以上の猛者でした。私もまた次の献血が出来るようになれば、直ぐに予約を入れようと思います。
ちなみに男性は12週間、女性は16週間の間隔を次の献血までにあけなくてはいけません。

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