UKロックが大好きな日本から観光で来られた方々に、マンチェスター聖地巡礼を案内してきました。テキストのみでアップします。さらなる詳細は、お問い合わせください。
まずはピカデリーを出発して、ノエルが昔住んでいたアパート(India House, Whitworth Street)へ。
その後は、またもやノエルが入り浸っていたという中古楽器屋(Johnny Roadhouse, Oxford Road)さんへ。ここは、ザ・スミスのメンバーも行っていましたし、ポール・マッカートニーにも所縁があります。
その後は、ザ・スミスが初めてライブをした会場(O2 Ritz)へ。
そこから運河沿いに歩くと、ハシエンダに出ます。
ハシエンダから大きな通りを渡って、線路の向こう側の細い通り、Deansgate駅へと歩くと、ファクトリーレコードを作ったトニー・ウィルソンが生前住んでいたというアパートが見えます。通りに面してベランダが出ている2階か3階の部屋が、それ。
その斜め前には、Oasisが初めてギグをしたボードウォーク跡があります。ノエル加入前のバンドですが、加入後もそのリハーサルスタジオで何度も練習をしています。音源も出回っています。
そこからシティセンターの方へ歩くと、マンチェスター・セントラル(通称G-Mex)が見えてきます。古い駅舎を改造した多目的会場で、97年の「Oasis Live at the G-Mex」が開催された場所です。
そのすぐ向かいがミッドランドホテルですが、その隣りのラディソンホテルは、その昔レサートレードホール(Lesser Free Trade Hall)という音楽会場で、セックス・ピストルズがライブを行ったところです。モリッシーやイアン・カーティスその他大勢のミュージシャン達が、まだ有名になる前に見に来ていたという伝説のライブです。
そこから市庁舎方面へ歩くと、St Mary’s Churchがあります。ここは、トニー・ウィルソンのお葬式がありました。
Northern Quarterへ向かうと、パブNight & DayとDry Barが並んでいます。残念ながらDry Barは潰れてしまいましたが、Night & Dayは健在です。ジョニー・マーのDynamoのPVの撮影場所でもありますが、彼の息子が以前ここでライブした時、ジョニー・マー自身も飛び入り参加しました。
ノーザンクォーターにはピカデリー・レコードもあります。ここは古くからあるレコードショップで、マンチェスター出身のミュージシャンもいまだに買いに来るそうです。ジョニー・マーやティム・バージェスの目撃情報もあり、またイアン・ブラウンは新譜発売のサイン会をしました。
市内の音楽にまつわるスポットは、この辺でほぼ網羅できていますが、郊外に出るともう少しあります。それはまた別の機会に。