マンチェスターのローカルブルワリーのBlackjackで、見学ツアーが開かれるというので行ってきました。
タウンだと、Mackie Mayor、Smithfield、Altrincham Marketあたりに卸してますね。
Smithfieldは好きでよく行くパブですし、Mackie MayorとAlty Marketの店員さんは何故か私のことを覚えていてくれて、滅多に行かないけど行った時は楽しく歓談しています。
このブルワリーは、デリバリーにも対応。パブが閉まったロックダウン中しばしば買っていたので、今回はそのご愛顧のお礼にと招待してもらいました。
ブラックジャックの工場の敷地内にはbrew tapが併設してあり、通常木〜日曜日オープンしています。見学ツアーに参加せずともビールは飲めますし、ビール工房も覗き見できます。
数年前に友達がここのビアガーデンを借り切って、節目の大きな誕生日パーティーをしました。ご興味の向きは是非お問合せを。
BREW TAP OPENING HOURS
Thursday 5-11
Friday 3:30-11
Saturday 12-11
Sunday 12-7
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日本ではアサヒビール、アメリカではPabstとMiller、ヨークでは地元のマイクロブルワリーの見学ツアーに参加したことがありますが、いつも最後の試飲が目的で説明は上の空でした。今回はビールを飲みながらのツアーで、説明もしっかり聞いてきましたよ。
以下、ご存知の方は飛ばしてください。
ビールもその他のアルコール同様その地域の水が味に影響を及ぼすとのことで、硬水はスタウト、軟水はラガーに適しているそうです。アイルランドでは常温の黒ビール、日本では冷えたラガーが人気というのは、てっきりその土地の気候(温度・湿度)に合った味なのだろうと思ってましたが、水も大いに影響していたのですね。ちなみにマンチェスター界隈のビールは、ウェールズや湖水地方からの軟水を使用しているそうです。
大手ビール会社の大量生産ラインだと、仕込みから出荷まで最短3日だそうです。もちろん発酵を爆発的に促進するよう砂糖を大量に使用。そういえば昔、「ヱビスビールは砂糖を使わず自然発酵させるから、製造に時間がかかる分値段が高くなる」という話を友達から聞いたことがありました。ここのビールは3日の超短納期ではありませんが、そこそこお砂糖使用です。