日本ではこの世とあの世の間には川が流れていると言われています。いわゆる三途の川ですね。
イギリスにも、「三途の川」とは呼ばれていませんが、同じようにこの世とあの世の間には川が流れているそうです。
昔のイギリスには、棺に横たわる死者の瞼にコインを置いて葬る習わしがあったそうです。これはFerryman’s fee(船頭さんへの代金)と呼ばれ、日本でいうところの「六文銭(三途の川の渡し賃)」に相当します。日本では、布袋に入れてお棺の中に納めますよね。今では形式的にお金を模した紙を入れているのみですが。
洋の東西、異なる宗教で似た風習が見つかるのは、とても面白いですね。
ちなみにビートルズの歌「タックスマン」では、この目の上のコインについて「死にゆく人達へのアドバイスですが、目の上の小銭も申告しましょう」と歌われています。
Now my advice for those who die
Declare the pennies on your eyes