先日、Baby Showerに行ってきました。
事前に集まってプレゼントを渡すブライダルシャワーやベビーシャワーは、アメリカでは前世紀からある習慣ですが、イギリスではベビーシャワーはハロウィン同様今世紀になって流行りだしたイベントという印象です。なので、生まれる前にプレゼントを贈るのは不吉という昔ながらのジンクスが頭から離れないタイプのイギリス人達にとっては、いまだに微妙な感覚があるようです。最近の若い人達はあまり気にしないようで、次の世代の頃には当たり前の習慣になってそうだなと想像しています。
いつも迷うのがプレゼントです。
必要なものはだいたい既に購入済もしくは他の誰かから贈られてそうですし、足りない物を買ってとバウチャーを渡すのが合理的でお互いに良いと思うのですが、unbox(箱を開ける)の楽しみはあった方が良いというイギリス的?な感覚もあり、本当に悩まされます。
結局いつも小さなunbox用ギフトにメインのバウチャーとなるのですが。
ベビーシャワーのパーティーは、基本的にはお母さんになる人と女友達・女性家族のみで行われます。最初に世間話して食べて、場が和んできたら全員参加で少し遊んで、それからプレゼント開封が大まかな流れです。
無事に子供が生まれたら、次はお父さん達のイベントwetting the baby’s headです。こちらは大昔からある行事で、元々キリスト教で(文字通り頭に水をかけて)赤ちゃんを洗礼しお祝いすることだったのですが、現代では最後のお祝い部分だけが残り、お父さんが男友達と赤子誕生祝を口実に飲みに行くイベントとなっています。こちらには特に手順も準備もなく、単に男達が好きに飲み歩くのみ。お酒さえあればいいイギリス人男は楽ですね。