名前の通り、一般市民の歴史について展示されている博物館です。
産業革命抜きには語れないマンチェスターの人々の歴史ですが、その後に続くピータールーの悲劇から真の民主主義への夜明け、もちろん女性参政権運動やゲイ解放運動についても展示があり、現在のマンキュニアン(マンチェスター人)のフェアでオープンで先駆的な性質が歴史でもって説明されているようでもあります。
マンキュニアン気質や文化の源に興味のある方には、かなりオススメ。
小ネタ
イギリスの全国紙ガーディアンは労働党支持のリベラルな新聞として知られていますが、その新聞が生まれたのはマンチェスターで、元々マンチェスター・ガーディアンと呼ばれていました。映画『ピータールー マンチェスターの悲劇(原題Peterloo)』でも描かれていますが、ガーディアンの新聞が生まれたきっかけは、このマンチェスター中央のSt Peter’s Squareで起こった事件がきっかけです。